配偶者ビザ(DP)での就労が不可に(5月から)
シンガポール:社員の75%オフィス勤務に切り替え可(4月5日より)
先月の予算発表で明らかになった、シンガポール政府の2021年の方策の数々が、私たちの普段の生活にも、いよいよインパクトを与えはじめている。
当地で自動車を運転している方なら、ガソリンの値段が急高騰したことにすでに気付いているかもしれない。
https://www.channelnewsasia.com/news/singapore/budget-2021-singapore-petrol-duty-increase-15-cents-14209116
雇用の側面で大きな衝撃は、デペンダントパス(DP)での就労が5月1日より不可能になる決定だ。
https://www.straitstimes.com/singapore/budget-debate-dependants-pass-holders-will-need-formal-work-pass-to-work-in-singapore
すでにレターオブコンセント(LOC)を保有していて就業中のDP保持者は、その有効期限が切れるまでは就労を続行できるが、期限後にDP保持者が引き続き就労を希望する場合、雇用主は就労ビザ(EPもしくはSパス)を発行しなければならない。
例外は、LOC保有のDP保持者で起業しているケース。シンガポール人またはPR保持者を最低1人雇用していれば、LOCにて引き続きビジネスを継続できる。
この方針については、当地のビジネス団体の幾つかが懸念を表明している。
https://www.straitstimes.com/singapore/jobs/business-groups-in-spore-concerned-over-rule-change-for-dependants-pass-holders
「DP保持者の中には、パートタイムの家庭教師や個人事業主だったり、オフィスや宗教団体で事務職に従事していて、今回の決定の影響は大きい」などと、アメリカ、オーストラリア商工会議所などビジネス団体を中心に事態を憂慮している。
昨年6月時点のLOCを保有するDP就労者数は、約1万1000人だった。
さて、1年続いた在宅勤務だったが、最新のニュースで、4月5日から社員の75%までのオフィス勤務を復活できるようだ。
コロナで「ニューノーマル」時代の働き方が始まっている。
https://www.straitstimes.com/singapore/more-employees-may-work-from-office-how-the-new-covid-19-rules-in-singapore-affect-you
Latest Singapore news about employment
Dependant's Pass holders will need formal work pass to work in Singapore (from May 1)
Business groups in S'pore concerned over rule change for dependant's pass holders
More can return to the workplace from April 5 (up to 75% of employees)