数日前に、シンガポール主要新聞ストレーツタイムズ紙に掲載された「Essential or not?」というインフォグラフィックス(情報・データをビジュアル化したもの)が、ソーシャルメディアで広く取り上げられ疑問視されつつ話題になった。
トップ5のエッセンシャル(必要不可欠)な仕事に、1位医者・看護師、2位清掃員、3位ごみ収集作業員、4位ホーカーセンター勤務者、5位配送員が挙げられていたのは、シンガポールの文化・生活スタイルを考慮して、なるほどと頷けるとしても、その反対に挙げられていた、トップ5のノン・エッセンシャル(無用)な仕事のランキング。
無用な仕事1位には、芸術家。(当地の有名役者や音楽家からはジョークを込めた軽い反発が見られた)2位は電話マーケター、3位はSNSマネージャーとPRスペシャリスト、4位にビジネス・コンサルタント、5位が人事部マネージャー。
同紙が1000人を対象に実施した調査結果だというが、少し首を傾げてしまうようなランキングであることを個人的には否めないが、どう受け止められただろうか。
このランキングの後に、エッセンシャルな仕事へのシンガポール人の応募者が少ないことをデータで強調していいる。
これら必要不可欠な仕事は人気がなく、さらに給与も低いことが問題だと提示。必要不可欠な仕事への報酬を現在の10~20%引き上げることを検討できないものか、と投げかけている。
さて、シンガポールのソフトロックダウン状況について、ようやく進展がありそうだ。月曜日に、第2段階へ移行できるとの政府発表があり、これによれば、小売店や飲食店(店舗内での飲食)、公的施設が再開されるということで、今週末からということである。
ホッと出来るような、それでいて、慎重に進めなければ元も子もなく、褌を締めてかからねばならない、と改めて気合を入れ直したい。
Did COVID-19 change perspective of jobs?
Surveys show many Singaporeans shun from essential jobs such as cleaning and garbage collecting.
The Sunday Times revealed the survey results that Singaporeans deem jobs such as doctors, nurses, cleaners, garbage collectors and hawkers essential.
Yet many Singaporeans shun from these jobs.
On the other hand, jobs, such as human resource managers, considered non-essential to many, are the ones majority of people want to do.
However, perceptions have improved, likely due to the COVID-19 outbreak.
Only 17% of the polls say that they are more interested in working as essential workers. Even if the amount of salaries are tripled, half say no to work in those positions.
22% of the respondents picked salary as the most important attribute, while jobs that match my interest, at 37%.
Younger people are less likely than older people to consider cleaning and garbage collection jobs as essential.